2009年08月19日
京都 鴨川の自然をどう考える・・・自然は地球の宝物
久しぶりに書きます。
昨年、鴨川の川の中まで 掘り返すという
草刈りに、ショックを受けて、
それまで、デジカメ片手に、かもがわウオーキングを
楽しんでいた私は、
なかなか、気持ちの整理に時間がかかりました。
相変わらず、かもがわウオーキングを続けているものの、
この自然が、また、破壊されるのかと思うと、
デジカメに収めるのも、なんだか
躊躇されて・・・
つまり、楽しみを、破壊された時の、ショックが大きすぎて
あまりにも悲しすぎて、
ブログに書くこともなかなかできなかったというのが
本音です。
しかし、
今年の7月半ばを過ぎたころ、
かもがわの草刈りの現場にであいました。
いつものように鴨川をウオーキングしていたときのことです。
わたしは、自然が大好きで、いつも自然に癒され元気付けられています。
鴨川沿いには、ヒメジョオンや、シロツメグサなど様々な草花が咲いています。
自然に生えてくる草花は、人の手によって植えられた花と違い、
かわいい地球の宝物です。
鴨川に行く度にその宝物を楽しみにしていた私は、
河川保護対策の一環で行われる、電動のこぎりを使っての
草刈りに、遭遇してしまいました。
以前から、やめてほしいと、思ってはいたのですが、
どうせ、言ってもだめだろう・・・と
始めからあきらめていたというのが本当のところです。
その夏の河川保護対策の一環の手始めに行われる草刈りの時期が
やってきました。
その自然を目の前で、破壊している状況を目の当たりにした私は、
我慢できなくて、自宅に帰ってすぐ、府の河川保護のことについて電話をしました。
30分以上話したように思いますが、
電話を切ってからも、草刈りを止めるというのは、無理だろう・・・と
思いながら、他にできることは、なんだろうと考え、
府知事にメールが出せるのを見つけ、
京都府知事にさわやか提案メールというのを出しました。
とりあえず、微力ながら自然を守るできるかぎりのことは
しようと思ったんです。
去年の夏、鴨川の中の草がショベルカーで掘り返されて、
土の山が見えるだけになり、かもがわの鳥たちは、
安住の居場所を失い夕方になるとどこかへ飛んでいく始末でした。
しかし、本当に手を入れないといけない危ない場所もあるのです。
川の水が淀んでいて、子どもたちが遊ぶのに、
草で危険な場所からをまず、手をつけてほしいと思うのです。
そのようなところは、手つかずのままです。
ちょうど、梅雨に、ヒメジョオンの蕾がいっせいに開き、
花を楽しみにウオーキングに行ったその日でした。
とても楽しみにしていて、雀など、野鳥のえさになっている草の実も
今は豊富にあります。
草を刈り取ったら、食べ物はなくなります。
鴨川は、鳥と人間が自然に共に時を過ごせるところなのです。
鴨川を散歩する人々は鴨川の自然を愛し、
そこに生息する生き物も愛おしく、
京都の町中にあって、自然の生命の息吹を感じています。
人工的な、自然の草花も生えていないような、
芝生と木と土だけの公園は心が寒くなります。
先般、横浜が莫大な費用を投じて、自然の川を再現しようと
している取り組みはTVなどでも有名になりました。
時代は間違いなくその方向に進んでいると思います。
埼玉県の元荒川も、数十キロに及ぶ河原が石垣のない川と、
草原だけの自然いっぱいの川です。
人々の心のケアをも、自然は成せるということを忘れず、
なんとか、鴨川を自然の宝庫にしてほしい。
草と思うから「刈り取る」という発想になるのであって、
ヒメジョオンや、シロツメグサ、アカツメグサなど、
オレンジ色、ピンク、花黄色や水色の花々など、
そしてその花の蜜を吸っている蝶たち。
小学生の植物の勉強にもなる、自然が与えてくれた恵みと思えば、
考えは変えられると思うのです。
そういう機会を子どもたちに与え、常に宝物が豊かにある
鴨川にしてほしいのです。
8月16日五山の送り火の日、
私は、今出川の橋からかもがわの東を下り、
驚きと、悲しみでどうしようもなくなりました。
地面を這うように、
一面に咲いていたかわいいシロツメグサがなくなり、
そこにあるのは、一面の土でした。
京都府の河川保護 課のすることには、
大いに疑問があります。
道ではないところに、地面を這うように咲いている
シロツメグサのじゅうたんを、
刈り取る必要があるのでしょうか?
先日、地域のお世話をしてくださっている方と
お話しする機会があり、そのことについて尋ねてみたところ、
『草刈りは、みんな反対してる』とのことでした。
他に、すべきところはあるのです。
税金を、有効に、
府民が喜ぶことに使っていただきたいものです。

この花は去年、草を掘り起こされる以前に、
鴨川の石垣の下 一面に、
それはそれは、美しく咲いていました。
ずっと待っているのですが、まだ目にすることはできません。
他にも、今年、見かけなくなった花々は本当に多いです。
残念なことです。
人間の手で、自然を破壊して、人工的な公園を造っているのです。
意味がまったくわかりません。
Posted by ゆりかもめ at 20:23
│鴨川の自然
